水が溜まるような軟弱地盤
最近、急に気温が下がってきました。天候も段々悪くなってきて現場泣かせな季節に入ってきております。新潟県長岡市の石材店、山田石材工業でございます。来月は12月となり冬の気配が感じ取れれる季節になりましたね。
さて、現在、記念碑の基礎工事を行っております。山田石材工業では基礎工事も余程大きな基礎でない限りは自社できる工事は自社で行いノウハウの蓄積に努めております。今回、基礎を打設する場所はその昔、お堀があり水が流れていた場所とのことで地盤改良工法「D・BOX」で行うことになりました。D・BOXの主な効果は、地盤補強(沼地などの軟弱地盤にも有効)、地震動の低減、液状化防止、凍上防止などで日本国内でも高速道路や鉄道建設でも使用されている信頼性のある工法です。また、工法は国際特許を取得しており施工手順など厳格に決められており有資格者でないと施工は認められておりません。弊社は新潟県でも数少ない施工許可業者となっております。
dboxを連結して敷設 dboxの中に砕石を投入
このDBOXを複数段積んで層状にします。
しっかり転圧 転圧完了
ブルーシートでDBOXと縁切りします。 あとは通常通り鉄筋を配筋し型枠を設置します。
DBOXは「土のう」を現代の地盤対策施工技術として活用できるように開発された工法です。一言で説明するのはむずかしいですがバラバラの粒状体を完全に包み込むことにより、粒子間に生じる大きな摩擦力により強度を発生させる原理を応用した工法です。DBOXを強制的に転圧することにより墓石などの重量物の何十倍の重量を基礎コンクリートの直下に入力します。弊社では地盤の悪い墓地などにもご提案させて頂いております。お墓の傾きが気になる方、また、実際傾いてしまったお墓を修理をお考えの方、是非ご相談ください。もちろんお見積りは無料です。