世界に一つだけの表札

皆様こんにちは。長岡市の石材店、山田石材工業の山田です。最近、天候も良い日が続くようになり暖かくなって春らしくなってきましたね。さて、前回のブログでは宮本小学校様の校門のお直しをさせて頂いていますとお伝えしました。前回は欠けた部分のモルタル(セメント)補修でしたが今日は表札についてお話させていただきます。宮本小学校様より表札の文字がかすれて分かりづらくなっているのでいい方法はありますかとご相談がありました。よく調べてみると筆書きした白磁器製の表札が門柱に完全に埋没しているために取り除くことができないことがわかりました。その為今回は薄く挽いた黒御影石の表札を上張りすることにしました。
 表札に彫る文字は紙に文字が書いてあればどんな文字でも彫る事ができます。そこでせっかくですので学校に関係している方から「宮本小学校」の文字の筆耕をご提案させていた所、学校区の地域の方から原稿のご提供を頂くことができました。 

 こちらのご提供いただきました「世界に一つだけの」宮本小学校の貴重な原稿を使用しまして長岡市内にあります山田石材工業の工場で表札作成に入ります。まず既存の表札サイズに石を切り出して磨きます。そして石にゴムシートを張り文字を転写し文字の輪郭をデザインナイフでカットします。文字を残す部分以外のゴムシートを剥がし、そこにサンドブラスト加工をします。サンドブラストとは非常に高圧な圧縮空気に硬い人工的に作られた砂をまぜて対象物に吹き付ける工法です。お墓の文字もこの方法で彫刻されます。石も削れるくらいですので手に一瞬でもあたるとかなり痛いです。

作成した表札を既存の表札に強力な接着剤を使用して上張りし、目地をして完成です。門柱の外面から表札が飛び出ると見た目が格好悪く見える為、限界ぎりぎりまで石材を薄くしたのでいつもより慎重に作業させていただきました。(常に慎重に作業しておりますが笑)入学式にも何とか間にあうことができました。
 石材は風化しずらい性質のため、後にずっと残るお仕事をさせて頂けることがあります。その時は嬉しさと幸せを感じられる一番の瞬間でもあります。
 宮本小学校様大変お世話になりました。本当にありがとうございました。

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